でも、
やっぱり
ヤバかったみたい…
―ガクンッ
「きゃっ!」
…やだ、汚れちゃった?
すりむけちゃったかなぁ。
…ん?
なーんか痛みがナイよーな…。
すっ転んで、
下まで行くかなって思ったら…
「え…、優史っ?!」
「お前、危なすぎ…」
う、ううう
受け止められてる…っ?
それも、
その…
『お姫様だっこ』で…!!!!
「やっ、やめてよ…」
「やめねぇ、降り終わるまでこのままでいろ」
「… …」
その後
私はおとなしくした。
何故か、
抵抗できなかったんだ…。
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