「頂くぞ」

チャンスはここしかない。

俺はコテツブレードを抜き放ってスラスターを吹かしつつ接近する!

ハイバスターランチャーをかすめられた衝撃で、ドラグーンはまだ機体制御を乱したままだ。

いける…!

俺は勝利を確信し、直後。

「!?」

背後からの射撃を受けて失速、地面に機体を不時着させた。

「くっ…!」

歯噛みしつつメインモニターを睨む。

くそ、新手か?

俺はMk―Ⅱの頭部を振り向かせ。

「!」











俺の機体を撃ったのが、茜のソルジャーカスタムである事に絶句した。