そう言って桃子の頭を優しく撫でてカゴの中に桃子が選んだ筆箱を入れる。
「後は、鉛筆とかも買おうね」
えんぴつや、消しゴム、その他の筆記用具がない訳ではないのだが、全部シンプルなものばかりで、可愛いものは一つもない。
なので、桃子のために可愛いものを一式揃えようと買い物に来ていた。
そのほうが勉強も捗るのではと考えてのこと。
「前会った時と雰囲気がまるで違う·····」
「今ならいけますかね?」
「いや、まだ様子を見よう」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…