・ ・ 「汐田、佐藤、この男の事見覚えない?」 「いえ、見たことない男です。」 「そう、わかった。」 「その男がどうかしましたか?」 「最近うちを嗅ぎ回ってるみたいなんだよねぇ」 「調べますか?」 「いや、知らないならいい。君たちは引き続きももちゃんの護衛を頼むよ」 「「はい!」」 汐田、佐藤この2人は最近黒神組の仲間になった。 それは2、3週間ほど前のこと──。