地毛が明るい茶髪で、ふわふわで思わず触りたくなるような髪の毛。

顔は当たり前のように整っている、私にとって憧れの親友だ。

いつもニコニコ笑顔で優しい桃華ちゃん。

でも私たち3人組の中で、怒ったらいちばん怖いんだ。

「クラスどうだった?」

「まだ見てなーい」

桃華ちゃんが聞くと和歌ちゃんが答えた。

その会話に私も参加。

「クラス見ようか……」

「そうだね!」

「同じクラスになりたいな〜」

クラス表の前に立ち、私達は目を瞑った。