悠「いと!おはよう、大丈夫?夕飯作ってくれてありがとうね。みんな美味しかったって!」

「ぅん、、そっか。良かった」


悠「ちょっとごめんね」


悠が私の額に腕を伸ばす。体温を確かめるんだろう。

この前と同じ優しさを纏っている手。


部屋を出る前の会話は聞こえてた。
悠に彼女はいない。

だけど、今はそれに触れちゃダメなような気がして、


「…っ、、」



身体ごと後ろに仰け反った。



「危ない!!」