診察室まで日向先生と歩いている途中、耳元でずっと誰かが、何かを囁いている。 何の言葉を発しているのかはわからない。 まるで耳の横でハエが飛んでいるようなすごく気味の悪い声。 声は大きくなったり、小さくなったり。