そうこうしているうちに、車が停車し、紫遥が外を見ると、そこは真夏が通う中学校の校門前だった。
「なんでここに!?」
「妹さんも連れて、買い物に行った方がいいかと」
「まだ授業中だよ!?」
「学校には俺から連絡をいれました。妹さん、もうすぐ出てくると思いますよ」
「さすがに保護者じゃないと、学校側も対応しないと思うけど……」
「先輩のスマホに、学校から確認の電話来てませんか?」
そう言われて、スマホを取り出すと、確かに学校から何度か電話がきていた。
紫遥は急いで折り返しの電話をかける。
すると、すぐに真夏の担任が出て、
「あ、真夏ちゃんのお姉様ですねー!今、玄関に向かいましたので!何かありましたらまたご連絡ください」
「あの……ちょっ……!」
と、紫遥が何か言う前に、慌ただしく電話を切られてしまった。
「大丈夫だったでしょう?」
そう言って微笑む湊の顔が、恐ろしく見えた。
「なんでここに!?」
「妹さんも連れて、買い物に行った方がいいかと」
「まだ授業中だよ!?」
「学校には俺から連絡をいれました。妹さん、もうすぐ出てくると思いますよ」
「さすがに保護者じゃないと、学校側も対応しないと思うけど……」
「先輩のスマホに、学校から確認の電話来てませんか?」
そう言われて、スマホを取り出すと、確かに学校から何度か電話がきていた。
紫遥は急いで折り返しの電話をかける。
すると、すぐに真夏の担任が出て、
「あ、真夏ちゃんのお姉様ですねー!今、玄関に向かいましたので!何かありましたらまたご連絡ください」
「あの……ちょっ……!」
と、紫遥が何か言う前に、慌ただしく電話を切られてしまった。
「大丈夫だったでしょう?」
そう言って微笑む湊の顔が、恐ろしく見えた。