「おや? ご存知ありませんか? 確か、招待状を 送らせていただいたと 思うのですが…」 招待状?? ……。 そういえば……──── 脳裏に一週間前の朝の出来事が 浮かぶ。 「ちょっ、ちょっと待って下さいっ」 まさかと思い部屋のゴミ箱を漁る。 「あった…」 白い封筒を取り出すと、 急いで玄関へ戻りドアを開ける。 「これですよね!?」