いや、このソファのサイズはかなり大きいからベッドみたいなもんなんだけど。
ちなみにわたしはこのソファで何度も寝落ちしていてそのたびに琉世さんに怒られて呆れられている。
「で、電気……」
ソファの真上についている電気はしっかりと部屋を照らしている。
「あー、これ調節すんのめんどいからこのままね」
「えぇ……!」
そんなの丸見えで恥ずかしいよ。
琉世さんの部屋は元々薄暗い部屋だからいつもはあんまり身体を見られなくて済む。
「かわいいところ俺に全部見せて」
「んぁっ、」
つん、と弱い部分に触れられて自分の声とは思えないほど甘ったるい声が洩れる。