俺には想像もできないほど辛く、悲しかったはずだ。 俺はさ、本当はお前が生きててくれるならなんでもよかったんだ。 お前と友達になれたから普通の学生みたいに日常を楽しむことができて、人を信用してもいいんだって思えた。 それなのにお前は覚悟を決めたみたいに先に死んじまうから。 しかも、俺が死ねないようにとんでもない頼み事までして。