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俺たちはエスカレーター式の学校だった為、高校生になってもいつものように変わらず3人で昼休みを過ごしていた。


そんなある日のことだった。



『なあ』


『なんだよ』



今日は柴田は不在で俺と優成のふたりだけだった。



『……一生のお願い聞いてくんない?』


『は?』



ぽつりと吐き出された言葉に俺は戸惑うばかりで上手く返事ができなかった。