高山「その問題、僕が解きましょうか。彼、先週転校してきたばかりですし」
先生「む、高山。わかるのか?」

高山、爽やかな笑顔で話す。先生も生徒も嘲笑から、尊敬の眼差しに変わる。
高山は姿勢正しく、品行方正な雰囲気。

高山「答えは、1です」

先生「正解だ。流石だな。皆も見習うように」
先生「特に、青柳! お前は爪の垢でも飲ませてもらうんだな!」

クラスメート「くすくす」

高山、立ち上がり答える。
クラスメートは、高山に感心の表情、青柳には嘲笑を送る。

凛子(いいなぁ、結婚相手が高山くんだったら良かったのに)
凛子、肩を落として落ち込む。ため息を小さく吐く。