「川上さんはもう葵の事は知ってるよね?実はあの2人が別れてからも葵から、しつこく連絡が来てたんだ。もう一度やり直したい、後悔してるって…それにウンザリしてた直斗はどうしたらいいのか考えてた」



「うん…」



「その時には直斗は川上さんが好きだったんだ。それで俺に言ったんだ…川上さんに付き合ってるフリを頼んでOKしてくれたら葵からの連絡は減るんじゃないんかって…」



「っ……」