「直斗、待って!その人って彼女…?私じゃダメ?」



「そうだよ?この人は俺の彼女だから葵とは無理だから。次、俺と会っても声を掛けて来ないでくれる?」



直斗は葵という女性を一瞥(いちべつ)をして冷たく言った



そして私の腕を引っ張って校舎の中に入る



後ろを見ると葵という女性は泣きそうな顔でこちらを見ていた