コツコツ足音が聞こえる、前を少し背の大きい
めぇちゃんがいるから、見えない、

「愛夢…」そう呼ばれた

胸が苦しくなる

「愛夢…」また

僕はめぇちゃんの背中の制服の裾を掴む

「なに?」そう僕は素っ気なく言うと

「俺…」怖くて…また嫌なこと聞きたくなくて

「おめでとう…あんな可愛いこと付き合えるなんて、喜ぶところだよね?」

「だから!」何も聞きたくない聞くのが怖い

"付き合ってる"ってゆうちゃんから聞いたら、

本当におしまいに…この関係が…終わりになるきがする、

「国民の彼女だよ?」

「だから!」そう言って、長い手を僕の方にのしてくる