「ライバルがいなくなったし」ってニコッと笑った

「ライバル?」って聞くと

「うん、ライバル」

なんのライバルだろ?

「早く…」すると黒い車が僕とめぇちゃんの前に立ちはだかる、

そして後部座席のドアが開いて、出てきたのは
離れてても、少し見上げなくちゃ行けない、
背が高い高身長の

「ゆうちゃん!」

「愛夢…その男誰だ?」こっちに歩いてくるゆうちゃんがそう言った

「久しぶりやなぁ…」

めぇちゃんは僕から手を離して

「めぐか…なんでここにいる?」

「昨日あんちゃんと同じく学校に転入した!」

「そうか…また話そう、今日は愛夢に用事があるから、」