震えた声で聴いてきた美琴のお母さん


「美琴は、俺たちの抗争で殴り合いの喧嘩をしました。・・・巻き込んでしまい、すみませんでした!」


俺は頭を下げることしかできなかった


「おばさん、美琴に喧嘩を教えたのは、俺です。すみません」


そう頭を下げたのは、真琴さんだった


「あなたたちは、悪くないわ。美琴の意思でそうしていたなら、それでいいのよ」