「和也、私は和也の彼女になったけど、守られることなんて何もないからね?」


この時の私は、何も知らなかった


暴走族が、そんなに甘い世界じゃないだなんて


「じゃ、そろそろ帰るね」


「送る」


「大丈夫、一人で帰れるから」