次の日

「未那、話があるの。」

「え、何改まって。」

「放課後、カフェ寄らない?」

「…うん、寄ろうか。」

未那に話そうと思う。二葉くんと別れようと思ってることを。

未那は誰よりも私たちの関係を応援してくれた。

だからこそ、いちばん最初に知らせたかった。いつのまにか放課後になっていた。