そして、とうとう迎えましたテストの日。


「よぉーし!やるべきことはやり尽くした!
後は結果を出すのみ!
沙里さんー、頑張りましょ。」

「そうね。
愛冬はほんと頑張ってたから平均点いけるといいわね。」

「うん!!
ちょっと深冬くんのところ行ってくるー!」



テスト前に深冬くんでパワーをもらおうと深冬くんに話しかける。


「深冬くんー。おはよう!
好きです!!テスト頑張ろう!
絶対デートできるようにするからっ!」

「………頑張れ。」



おおっ!深冬くんが応援してくれた!

「深冬くん!私今の応援で百倍頑張れる。」


嬉しすぎてやる気満々だよぉ!


「しゃーぁ!やるか!!!!」


大声でそう叫ぶとちょうどきたらしいフジちゃん先生が



「おー、頑張れ。
けど、早く座れー。お前だけだぞ座ってないの。」


わっ、ほんとじゃん!!!


みんなが笑ってこっちを見ていた。

いっけね!


ルンルンな気持ちで着席した。