「あ、彩。キーホルダー作れるところあるって」
「キーホルダー!?先輩、お揃いしませんか…!?」
「ん、ちょうど考えてたところ。やろっか、お揃」
「やった!」
元カノとかいたのかもしれない。
けど、私、その元カノさんを上回る最高な彼女でいられるように頑張りますから。
「あ!噂のお2人さん来てくれたよ〜!」
明るい声で私たちに声をかけてきた2年生の先輩。
う、噂…?
いつの間に有名人になったんだろう…。
あ、もしかしたら櫂先輩と付き合ってからなのかも!
先輩、学校中じゃすごく有名だし…!
「お揃いのキーホルダー作りたくって」
「材料ならまだ全然あるんでどうぞどうぞ!」
「!すごい、販売もしてるんだ」
辺りを見渡した時、壁に飾られていたいくつものキーホルダーが目に入る。
ハートや星、四葉のクローバー、熊ちゃんなど定番の形のものの中にキラキラしたビーズが入っていた。
綺麗…。
「毎年人気なんだよ、今の時間帯はもう落ち着いてるし、ゆっくりしてって」
「だって。じゃあお言葉に甘えてゆっくりさせてもらおっか」
「はい…!」
楽しみだな、櫂先輩とのお揃い。
「あ、この形可愛い…!」
私が目につけたのはいくつもの小さいハートが重なり合った形のケース。
「ハートいっぱいだね。これがいい?」
「え、先輩はむしろこれでいいんですか?」
「いいに決まってるじゃん。彩とお揃いのものなんて最高すぎるでしょ」
「っ…」
先輩、私また心臓が忙しいです。
今ドボーンって先輩にまた恋したんですから。
それからキーホルダーを作って、作り終わった時はもう後夜祭に近づいていた。
「で、出来た〜!」
「俺も。何とか…だけどね」
「先輩、まさかこういうの苦手だったなんて意外です」
「いや苦戦しまくったよ。パズルかと思っちゃった」
先輩のキーホルダーは、不器用さが伝わってくるようなキーホルダーに完成した。
「ふふっ、先輩の新しい一面知れて私すごく嬉しいですっ」
「っぶは、相変わらず彩はポジティブだね。俺の欠点をプラスに変えちゃう天才?」
「お、大げさです…!」
何でもできる先輩に天才とか言われるなんて、おごがましいよ…。
けど、先輩に褒められてすごく嬉しいっ…。
「キーホルダー!?先輩、お揃いしませんか…!?」
「ん、ちょうど考えてたところ。やろっか、お揃」
「やった!」
元カノとかいたのかもしれない。
けど、私、その元カノさんを上回る最高な彼女でいられるように頑張りますから。
「あ!噂のお2人さん来てくれたよ〜!」
明るい声で私たちに声をかけてきた2年生の先輩。
う、噂…?
いつの間に有名人になったんだろう…。
あ、もしかしたら櫂先輩と付き合ってからなのかも!
先輩、学校中じゃすごく有名だし…!
「お揃いのキーホルダー作りたくって」
「材料ならまだ全然あるんでどうぞどうぞ!」
「!すごい、販売もしてるんだ」
辺りを見渡した時、壁に飾られていたいくつものキーホルダーが目に入る。
ハートや星、四葉のクローバー、熊ちゃんなど定番の形のものの中にキラキラしたビーズが入っていた。
綺麗…。
「毎年人気なんだよ、今の時間帯はもう落ち着いてるし、ゆっくりしてって」
「だって。じゃあお言葉に甘えてゆっくりさせてもらおっか」
「はい…!」
楽しみだな、櫂先輩とのお揃い。
「あ、この形可愛い…!」
私が目につけたのはいくつもの小さいハートが重なり合った形のケース。
「ハートいっぱいだね。これがいい?」
「え、先輩はむしろこれでいいんですか?」
「いいに決まってるじゃん。彩とお揃いのものなんて最高すぎるでしょ」
「っ…」
先輩、私また心臓が忙しいです。
今ドボーンって先輩にまた恋したんですから。
それからキーホルダーを作って、作り終わった時はもう後夜祭に近づいていた。
「で、出来た〜!」
「俺も。何とか…だけどね」
「先輩、まさかこういうの苦手だったなんて意外です」
「いや苦戦しまくったよ。パズルかと思っちゃった」
先輩のキーホルダーは、不器用さが伝わってくるようなキーホルダーに完成した。
「ふふっ、先輩の新しい一面知れて私すごく嬉しいですっ」
「っぶは、相変わらず彩はポジティブだね。俺の欠点をプラスに変えちゃう天才?」
「お、大げさです…!」
何でもできる先輩に天才とか言われるなんて、おごがましいよ…。
けど、先輩に褒められてすごく嬉しいっ…。