「ミラっ?!」

その様子をみたリオンは
すぐにミラに寄り添う。

「っっ……」

涙が溢れ、震えが止まらないミラ。

(思い出したのか……?)

リオンはとりあえずミラを部屋に戻す。

(なんで…?こんなにこわいの……?)

震えが止まらないミラ。
そんなミラを、

リオンは優しく抱きしめる。


「…思い出したのか?」

リオンの言葉に首を横に振るミラ。

どうやら思い出したわけではなく…
‘’海賊‘’
という言葉に怯えているようだった。