「あの……ここって船……?」

「あー、言ってなかったな。ここは海賊船エターナル号。で、俺は船長。」

バサっと、海風でなびく大きな海賊旗。

ドクンっとなるミラの鼓動。

「海賊…………?」

「…?」

ドクン、ドクンと、鼓動は強まり…
震え出すミラ。

「っ……」

床にしゃがみこむミラ。

「やっ………やだ……」

思い出しては行けない、そんな不安で頭がいっぱいになり
頭が痛くなる………