「あんたね……あの子に何変なこと吹きこんでるのよっ。しかもキスなんてっ...」

「何もわかんねぇあいつに…。
あー言った方が安心するだろ。少しは……」

「………どうなっても知らないわよ?」

「…あぁ。」



ただ不安だらけのミラに、
少しだけでも不安を取り除くために
リオンは
あのような行動をした。
記憶が戻るのかわからない今、それしか思いつかなかった。


一方、ミラはー………