「……それでずっとイライラしてたわけか。」
昼食時間。いつも一緒に昼食を過ごす由美に全てを話した。
「ああ、もう！私の弱虫、意気地なし！あの時ガツンと言ってやればよかったのに！」
「随分怒ってるね。けどあの人は鬼上司で有名よ？女も男も関係なしに怒鳴りつけるもの。」
「そんなの知るか！あの見下ろす目、一度ぶん殴ってやりたい！！」
由美に慰めてもらっている時、上司の木村さん(木村 拓馬)が間に入った。
「どうしたの綾乃ちゃん。そんなに怒っちゃって。」
木村さんは社内の中でも特にかっこよくて、週に一回は逆ナンされるとか。
恋愛に興味ない私でも、そんな木村さんに見下されるのは眩しすぎる…！
鬼上司とは大違い！
「この子、上司の高橋さんに冷たい態度とられたから悲しんでいて…」
悲しんでねーよ！！！
木村さんがびっくりした顔でこっちを見る
「綾乃ちゃん、もしかして大翔のこと…？？」
ちげーよ！！！
「違いますよ。由美がからかって言ってるだけです。」
事情を全部説明した後、木村さんは楽しそうに笑っている。
「拓馬はしょうがないな〜。裏では『鬼上司』とか呼ばれてるんだってね。」
「高橋さんって、仲のいい木村さんにもあんな感じなんですか？」
興味津々で聞く由美に、木村さんは首を横に振る。
「すごく優しいよ。会社とか人前では俺にも冷たくするけどね。」
木村さんと高橋さんは高校が一緒で、たまたま同じ会社に就職したらしい。
「あいつ、高校ではあんな感じじゃなかったんだけどね。本当は誰よりも優しいやつ。冷たいやつだけど、仲良くしてやってよ。」
仲良くする機会がこれからあるのかどうか、わからないけどね。
「あ、そうだ。そんな事を話に来たんじゃなくて、今度社員みんなで飲み会しようってなってさ。」
飲み会かぁ。私、酒弱いんだよね。
「いつもの居酒屋、予約できるのが今週の日曜日しかなくて。二人はどう？」
「日曜日かぁ。私予定入ってるなぁ。綾乃は？」
「私はいけます。」
「了解！」
木村さんがどこかへ行った後、由美が大きくため息をついた。
「いつ見ても木村さんはかっこいいねぇ…」
「あんた旦那いるでしょ。」
「もちろん旦那が一番。」
昼食時間。いつも一緒に昼食を過ごす由美に全てを話した。
「ああ、もう！私の弱虫、意気地なし！あの時ガツンと言ってやればよかったのに！」
「随分怒ってるね。けどあの人は鬼上司で有名よ？女も男も関係なしに怒鳴りつけるもの。」
「そんなの知るか！あの見下ろす目、一度ぶん殴ってやりたい！！」
由美に慰めてもらっている時、上司の木村さん(木村 拓馬)が間に入った。
「どうしたの綾乃ちゃん。そんなに怒っちゃって。」
木村さんは社内の中でも特にかっこよくて、週に一回は逆ナンされるとか。
恋愛に興味ない私でも、そんな木村さんに見下されるのは眩しすぎる…！
鬼上司とは大違い！
「この子、上司の高橋さんに冷たい態度とられたから悲しんでいて…」
悲しんでねーよ！！！
木村さんがびっくりした顔でこっちを見る
「綾乃ちゃん、もしかして大翔のこと…？？」
ちげーよ！！！
「違いますよ。由美がからかって言ってるだけです。」
事情を全部説明した後、木村さんは楽しそうに笑っている。
「拓馬はしょうがないな〜。裏では『鬼上司』とか呼ばれてるんだってね。」
「高橋さんって、仲のいい木村さんにもあんな感じなんですか？」
興味津々で聞く由美に、木村さんは首を横に振る。
「すごく優しいよ。会社とか人前では俺にも冷たくするけどね。」
木村さんと高橋さんは高校が一緒で、たまたま同じ会社に就職したらしい。
「あいつ、高校ではあんな感じじゃなかったんだけどね。本当は誰よりも優しいやつ。冷たいやつだけど、仲良くしてやってよ。」
仲良くする機会がこれからあるのかどうか、わからないけどね。
「あ、そうだ。そんな事を話に来たんじゃなくて、今度社員みんなで飲み会しようってなってさ。」
飲み会かぁ。私、酒弱いんだよね。
「いつもの居酒屋、予約できるのが今週の日曜日しかなくて。二人はどう？」
「日曜日かぁ。私予定入ってるなぁ。綾乃は？」
「私はいけます。」
「了解！」
木村さんがどこかへ行った後、由美が大きくため息をついた。
「いつ見ても木村さんはかっこいいねぇ…」
「あんた旦那いるでしょ。」
「もちろん旦那が一番。」
