「...って、あれ、今白凪私の事名前で呼んで...。。」
びっくりして思わず白凪の顔を見つめてしまう。
「あぁ、言われてみればそうですね。すみません。お嬢様。」
少し思い返す素振りを見せて白凪は答えた。
「う、ううん。別に私はいい、けど ...。」
驚いて焦っていたのは私だけだったみたい。
なんか、少し残念だなって思ってしまうのは何故だろう。
「お嬢様。寝癖、自分で直せますか?もし良ければ私が手伝いますよ。」
白凪の提案は嬉しいけど、でも、
「大丈夫!寝癖くらい自分で直せるよ。」
さすがにこれくらい出来ないとだし!