ミンジ「いやぁ、、ひろいなぁって……」
ヒチョル「そう?」
ミンジ「…。人って変わるもんなのね、、」
ミンジは小さい声で言う。
ミンジ「あ、事務所やな手紙とプレゼントあったけど?」
ヒチョル「…見せて?」
ミンジは紙袋と手紙を渡す。
ミンジ「一応危ないものがないかスタッフの人が調べたみたいだから開いてるけど、、」
手紙を読むヒチョルの顔が曇りため息をついた。

ミンジ「?どうしたの?」
ヒチョル「…なんでもない」
ミンジ「なになに?」
ミンジはヒチョルの手紙を覗き込む。
手紙にはびっしり「いつも見ています」と書かれていた。
ミンジ「なに、、これ、……」
ヒチョル「……捨てていいよ」
ミンジ「え?!」
ヒチョルは項垂れソファへ寝転んだ。ミンジは受け取った手紙は机に置いた。
ミンジ「あの手紙って、、アイドルの人が?」
ヒチョル「さぁ?名前いつも書いてないし、イベントや歌番組があると必ず事務所に届いてるんだよ」
ミンジ「把握してるってこと?」
ヒチョル「メンバーにも伝えたりしたけど、、そうとしかかんがえれないって、、だから最初はムシしてたけどね、それでも止まらなかった、、」

ミンジ「社長とかには?」
ヒチョル「無駄だよ言ったって、、」

ミンジはケータイを取ろうとするとヒチョルがミンジの手を握った。

ヒチョル「いいから、、」
ミンジ「!ちょっ、、ヒチョル?」
ヒチョルはミンジを後ろから抱きしめるが、ミンジはスッと避ける。
ヒチョルはムッとなり、いいから、寝るぞっと寝室へ向かった。
ミンジはその後ろ姿を見てため息をつく。



ミンジ「……もしもし、ナムジェ?」



















ナムジェ「……」
ミンジ「…この手紙は昨日きたものなの」
ナムジェは手紙を見ると、うーんと悩んでいる。
ミンジは昨日の事をナムジェに連絡していた。
ナムジェはミンジとヒチョルが一緒に暮らしていることを知っている一人だ。



ナムジェ「SKY High!て言うグループの一人の文字の書きた方に似てるなって、文字には癖があるから」
ミンジ「その子の名前は?」
ナムジャ「이 지유(イ ジユ)。歌番組の時に書いていたのを見たんだよ」
ミンジは手帳にそのことを書いた。
ナムジェ「それにしてもなんで知ってるんだろうね、、ずっと不思議に思ってたけど」
ミンジ「事務所の人とか?」
ナムジェ「それだったら、一番に疑われるのって、、」
ナムジェはミンジを指さしたが、すぐにミンジに叩かれる。
ミンジ「んなわけないでしょ!」