え?


ええぇぇぇ――?



「――/// じ…純ちゃん、お兄ちゃんと…な、何でそんな話して……」




止めてよ、お兄ちゃん。

し、信じられないよ――?!!



「それは…夏休みに望君が遊びに連れて行ってくれた帰りに。明日香寝てたから、進路の事とか相談したんだ。そしたら…」



それって……。

あの車の中で。



「俺も男だからそういう事に興味あるし、こんな風に二人切りになったら、やっぱり色々考える。
だけど、望君の言う事正しいと思うから。せめて、その、あれを手に入れるまでは我慢する。」




あ、あれって……。

やっぱりその…あれ、だよね?



言ってる事は分かる。

でも、内容が内容だけに、なんて反応したらいいか分からない。



「全部話すって約束したばっかだから、開き直って言うけど。……俺、明らかに中学生に見えるだろうから、なかなか買う勇気が出なくて。」