もう退学したことだし、これからどうしよーかな、、


そういえば母さんのところに行くか、


母さんは黒羽財閥の社長で俺のすべてを知っている人、


俺の家族は皆母さん父さんに拾われた子だから血が繋がっていない


だから、、と言っていいのかわからないけど姉さんと兄さんは付き合っている


いっつもイチャイチャしてるから部屋いけよって思うけど、、


てか俺誰に言ってんだろ、、


そんなことを考え俺はあるビルへ入っていった


ここは母さんの職場で俺の家が経営してるビル


厳重な警備がされていて最上階に行くにはタッチキーが必要だ


いつも通り受付でキーを見せエレベーターに乗る、


最上階まで直通だからすぐにつく


エレベーターの音がなり最上階へついた


最上階は社長室と母さんの作業部屋しかない


俺は深呼吸で息を整え社長室のドアをノックした、


コンコン

『お母様憐ですが入ってもよろしいでしょうか、』


「憐、?入ってもいいわよ、?」


突然来たことにびっくりしたのか少し驚いたような顔をみせる母さん


当然学校のことについて聞かれたが嘘偽りなく話した


もちろん退学したことも、


母さんに隠し事はできないから


俺の喋り方に違和感があるのか


「素の喋り方でいいのよ、」


と言ってくれた、


『ありがと、母さん』


『それでね、母さんに相談があって、』


「なんでもいってごらん?」


『兄さんたちが通ってる高校に行きたい、』


「!まぁそんなことでいいの?」


「制服まで準備しててよかった〜!」


いつの間に制服まで、、


母さんには感謝してもしきれない


「そういえば今日パーティーあるからね〜!」


パーティーか、、俺好きじゃないんだよな、、


「ウィッグとカラコン忘れないようにね」


『はーい、服っていつものとこにある、?』


『兄さんたちのとこ行ってくる』


「あるわよ〜、それとどっちの格好で行くの?」


どっちの格好で行くのこう母さんが言うのは


俺の素が男っぽいから、ショートカットの白髪に先のほうが濃い青


そして白と蒼のオッドアイだから


濃い青のロングウィッグに蒼のカラコンをして女っぽい見た目にする


兄さんたちが知ってる俺は女っぽい俺


だから俺の素の姿を知らない


『女っぽい方で行く』


母さんにそう伝え俺は着替えに行った