「もう勝手決めちゃって遠矢のバカ。



でもそんな遠矢が好き。



遠矢私たち別れじゃないから、



たとえ今ここで離れても運命の人なら又必ず会えるはず。



だからさよならを言うのは止めよう。



今日はもう遅いから明日の朝二人でここを出よう。



その時は元気で又ねにしようね。」



その日の夜二人で寄り添って眠った。



今までの事を思い出しながら、



遠矢の腕の中の暖かさを確かめるように。



いつまでも腕の中にいたかけど朝はやって来た。



二人で朝食を食べ支度をする。



玄関で抱き合い軽くキスをした。



そして、遠矢またね。



ああ又会おうな!



私たちは手を振り別れた。


遠矢私泣かないよ。



遠矢が運命の人なら又必ず会えるから。