弟と桃どっちなんて選べるはずかない。



俺が桃をどれだけ愛してるか分かる?



桃が微笑んだ。



桃の笑顔が好き。



又泣く桃を見たくない。



俺といて桃は幸せだった?


桃は俺の愛に一杯答えてくれた。



俺は桃を抱き締めた。



そして覚悟を決める。


『桃俺家に帰るよ。弟に何をしてやれるか分からないけど、



時間が許す限り真也と一緒にいる。



そして家族を支える。



だから桃も自分の家に帰るといい。



何も一緒にいる事だけが愛情ではない気がする。



桃の幸せの為なら、



俺は別れても構わない。



なんてカッコつけてみた。』



俺ってこんなもの分かりいい奴だった。



桃のバカが移ったかも。