桃が俺を抱き締めた。



「遠矢自分の気持ちに正直になって。



弟さんは遠矢を待っているんだよ。



今弟さんな会わなかったら、遠矢は必ず後悔する。



遠矢に後悔なんてしてほしくない。



遠矢が家に帰るなら私も家に戻る。



でもこれは別れじゃないんだよ。



お互いがこの先に進める為に少し離れるだけ。



私色んな事があって、



何でも良い方に考える事にした。



さっきお姉ちゃんに、宗が私の事今も前と変わらずずっと好きなんだと言われた。



遠矢に愛されて遠矢が好きなのに、



宗の事も気になってしまう私がいるの。



今のまま遠矢といると、又遠矢を苦しめてしまう。



遠矢はどうしたい?



私は遠矢に従うつもりだからね。



遠矢が離れたくないと言うならずっと一緒にいる。」