私はリビングに通されソファーに座った。



私の向かえに桃花と遠矢が座る。



遠矢が桃花の手を握っていた。



遠矢の強い愛情が感じられる。



でも桃花は遠矢といて幸せなのか?



ふと思ってしまう。



でも遠矢の前で宗の話しはしにくい。



「桃花今での事許してほしいなんて言わないから。



桃花がどんなに私を嫌っても、



私は桃花のお姉ちゃんでいたいの。



父さんと母さんが心配してるから、



家に帰って来てほしい。



勝手な事分かってるけど、家族四人で又暮らしたい。」




桃花の目から涙が溢れる。


「私お姉ちゃんにどんな酷い事されても、



お姉ちゃんが好きだった。


たけど桃花なんていなければいいって言われた時。



私自分の存在を否定されたようで、



怖くなったの。



もう私はあの家にいれない。


お姉ちゃんのそばにいちゃいけないんだって。



だから私逃げたんだ。」