私は宗のベットで眠ってしまった。



誰かが私の頭をなぜている。



私が目を開けるとそこには宗がいた。



宗が、『唯花は不器用だから愛情のかけ方を間違っている


誰かを愛されなければ、誰も自分を愛してくれないよ。


そして素直になること。


相手を好きになれば、優しくなれるし、


相手も優しく愛してくれる。



愛されたいなら、一杯愛するしかないんだよ。』



私が誰かを愛する?



今さらそんなの無理!



宗が優しく笑う。



『唯花笑うと可愛いよ。』


何いってんだか。



騙されないよ。



宗の笑顔が怒れる。



人の事バカにして。



私は宗なんて嫌い。



私は宗に、「いくら待っても桃花は帰ってこないよ。

いつまでもそうやって、バカみたいに待ってばいいじゃん。


宗なんかこっちから願いさげさよなら!」



私は宗の部屋を飛び出した。