私一人で昨夜の事を思い出して、恥ずかしくなる。



私の顔にやけてるかも。



気がついたら、遠矢の顔が目の前にあった。



『桃 。』



顔を上げたらいきなりキスされる。



『桃その顔は何?朝から誘ってる。』



違う。顔を横に振る。



でも遅かった。



私の抵抗虚しく、遠矢に抱き上げられ、



ベットに連れて行かれた。


『桃が悪いんだからね。』


着ていたジャージを脱がされた。



「遠矢誘ってないってば!」


『もう無理。』



遠矢はバタバタ暴れる私に何回もキスをする。



体中の力が抜けた。



「遠矢のバカ。」



私が何も言えないように、私の口を遠矢が塞ぐ。



もう私駄目になりそう。



遠矢の名前を何回も呼び、遠矢にしがみついた。



遠矢の抱き締める力が強くなるたび、



遠矢の強い愛を感じた。