私は何も言えなかった。



何だか遠矢が愛しくて抱き締めてしまう。



『桃嬉しいけど、俺我慢出来なくなるから離して。』


遠矢我慢しなくていいよ。


私には遠矢が必要だから、私も遠矢を求めている。



「遠矢我慢しなくていいから、私も同じ気持ち。」



遠矢が困った顔をする。



『桃本当に? 』



私は黙って頷いた。



「でも初めてだから私どうしていいのか?分からない。」



遠矢がクスッと笑う。



『桃笑うなよ。俺も初めてだから、


そのつまり桃とおなじ。


たけど桃がほしい。』



「私も同じ遠矢がほしい。」


二人で真っ赤になった。



遠矢がベットまで運んでくれた。



ベットに私を下ろし、又暫く見つめ合い笑った。



遠矢が本当に愛しいと思った。



何度もキスをして、お互いを求め合った。



気持ちが一つになった時私たちは、



愛し合った。



永遠に続く事を願い、深く深く繋がり合った。