気がつけばマンションについていた。



俺は桃とエレベーターに乗り503室に向かう。



桃の手を握ると桃は震えていた。



桃の体を引き寄せた。



俺は桃の体を抱えるようにしてマンションに入った。


『桃少し横になるか?』



桃が頷く。



俺は桃を抱き抱えて寝室に向かった。



ベットに桃を寝かせ寝室を出ようとすると、桃が、「遠矢も一緒にいてほしい。」



俺はため息がでた。



おまえなぁ、この状態で一緒にいろと言うのか?



桃は真剣な顔をして、俺の腕を引っ張る。



そして布団をめくり俺も一緒に寝てとポーズをとる。


桃俺達は幼稚園児じゃないんだからね。



俺は健全な男であって、ベットで一緒に寝るってことは、



つまりあれな訳で困るんですけど。



桃は可愛いらしい顔で微笑む。



「遠矢も一緒に寝て、一人にしないでほしい。」



桃どうなっても知らないからね。



『分かったよ。桃一緒に寝てやるから安心してお休み。』



俺は桃の唇にそっとキスをした。