父は何故かお姉ちゃんより私を可愛がってくれる。



私はお姉ちゃんより背が高い。



何回か父の店の服のモデルをした。



理由は姉より背が高かった為に私がモデルをしたんだと思う。



たけどこのこともお姉ちゃんは気にいらなかったようで、



今だに父と口を聞いていない。




『桃大丈夫?ぼーとしてたよ。


もうすぐ18時半だから、リビングで待ってなさい。


桃母さんも今から孝哉のお店に行って、


食事してくるから桃も楽しんで来ていいからね。』



私は黙って頷いた。



宗はお姉ちゃんと何処に行ったのだろう。



ああ、又宗の事考えてしまった。



今日は宗の事なんか忘れて楽しむぞー!



『桃智美ちゃんが来たわよ。』



私は玄関に急いだ。



玄関に智美がいて私を眺めた。



「桃綺麗だよ。」



ありがとう智美おせいじでも嬉しいよ。