2期の最終日は知り合いから「夜7時から駅前にみんなで集まって遊びましょう」との誘いがあったので、僕は自転車で駆けつけました。

大学から駅前まで行くには、僕が知ってる限りでは「狭い道を暴走自転車にあおられながら走るコース」を通るか「いきなり壁のような坂道が立ちはだかるコース」を通るかのいずれかでした。
いずれにしても駅前まで行くのにかなりの労力を要するのは目に見えてました。

そこで、「駅まで行くにはひよどりトンネルを通って行くと近い」という話を聞いていた僕は、試しにひよどりトンネル経由で駅前まで行く事にしました。

ところが、普段僕はひよどりトンネルなんて使用しないので、
ひよどりトンネルがどこにあるかなんてうろ覚えでした。
おかげで危なく相模原方面に向かうところでした。
自転車で高速道路に乗ってしまうところでした。
遭難するかと思いました。

見覚えの無いエリアから脱する為に何度も上り坂に苦しめられては行き止まりに遭遇していら立ちを覚えました。
そのイライラ感によって、べジータのごとくスーパーサイヤ人に覚醒できる気がしました。
しかし結局覚醒出来ませんでした。

最終的に目的地には30分近く遅れてしまいました。
当時は周りに対して遅刻の理由を某前農水大臣の如く「何でもございません」とごまかしてましたが、真相はこういうわけだったわけです。



こうして2期も何事も無く過ぎていったわけです。
次回はついに『僕の夏スク』シリーズ、涙の(?)完結編ですね!
皆さんハンカチのご用意を…して見るほどのものではございません。