「………………雄斗のことは好きだよ
 でも………生きたいとは思えない……
 だから……………雄斗とは…………」

「俺はそれでもいい
 ただ俺が側にいたいだけ」

「…………こんな私といても良いことないよ
 むしろ………悪影響になりそうだから…………」

「……………そんなに俺といるの嫌?」

「嫌じゃないけど…………」

「じゃあ結婚しよ
 お前が気にしてる理由なんて俺は気にしない
 それに、最悪離婚することだって出来るんだ
 まぁ俺がお前を離すことはないだろうけどな」

「……………雄斗はそれで後悔しない…?」

「お前といられるのに後悔することないだろ」

「…………………………」

「……こんな時にごめんな
 でも、本当に嫌じゃないなら俺と結婚してください」

「………………こんな私でいいなら…………」

「ありがとう
 愛してるよ」

「………………離れたくなったらいつでも離れてね…?」

「……………離れたくなったらな
 絶対ならないけど」

「そんなの分からないよ……………」

「大丈夫だから
 絶対俺はお前から離れない
 何があってもずっと一緒だ」