「もちろんですよ!
 私にとって香音は香音ですから」

そんな話をしていると香音がきた

本当に近くにいたみたい

「雄斗……美空……ごめんね……」

「全然大丈夫!
 来てくれてありがとうね」

「美空………」

「香音、大丈夫
 俺がいるから
 何かあったらすぐ俺を呼べ」

「雄斗…………ギュッてしてくれる……?」

「いいよ
 もー、可愛いんだから……
 俺以外好きになったらダメだからな」

「大丈夫だよ」

「信じてるからな
 そろそろどう?」

「………行く
 雄斗……私目立ちたくないからね」

「分かってる
 俺達の関係は言わない
 香音が言わない限りはな」

「ありがとう」

「よし、行くか!
 橋村、俺達が来るのってみんな知ってるんだっけ?」

「知らないですよー!
 絶対みんな驚きますよ!!」

「絶対目立つな
 香音諦めろ」

「えー………雄斗の後ろに隠れたい」

「まぁそれでもいいけどさ
 余計に俺達の関係疑われるぞ?」

「…………分かったよ
 諦めるよ」

そんな話をしているとみんながいる場所についた

そして橋村を先頭に入っていった

「みんなー!
 スペシャルゲストだよ!!」