みんなの様子を見た後、欲しい物があり買い物に行った


香音にも別々で行きたいって言われたし………


カフェで時間を潰し、指定された場所に向かった


































ロビーに着くと橋村がいた

「橋村、今日はありがとな」

「あ、下山先生!
 みんなもう来てますよ〜」

「そっか
 香音も来てる?」

「あー……香音はまだですね
 というか下山先生と一緒に来るのかと………」

「そのつもりだったけど香音が別々で行きたいって言うから
 ちょっと電話してみるわ」

そして香音に電話をかけた


プルルルルルル………


「…………あ、もしもし?
 香音?」

「うん…………」

「今どこ?
 大丈夫か?」

「……大丈夫……」

「…………今どこ……?」

「………どっか」

「どっかじゃなくて………場所教えて」

「………やだ」

「どうして?」

「言ったら雄斗が来そうだから」

「そりゃ、行くよ
 香音が来ないから」

「………ごめん」

「…………謝らなくていいから
 会って話そ?」

「……………」

「気持ち的にしんどい…?」

「………うん」

「この近くには来てる?
 それとも家?」

「………近く
 行こうと思ったけど…………怖くなってきちゃって………」

「今は大丈夫?」