そのまま悶絶していると
いつもより真面目な顔でゆうちゃんが見つめてきた。

「……間接、じゃなくて……直接は…嫌、ですか」

「えっ……」

そっと頬を撫でられる。

その純粋すぎる瞳は私を一向に逃がしちゃくれなくて息が出来なくなる……っ。

「……っ」

こんなに……かっこいいのに、平気でスキンシップしてくるゆうちゃん。

いっつも……私ばっかり…ドキドキしちゃうじゃん。

「ゆうちゃんは…っ、分かってないよ…」

色々考えてたら
ふと、そんな言葉が私の口からとび出していた。

「え……?」

だってっ……、だって……っ

「ゆうちゃんの顔面がどれくらいかっこいいか!この学校で……っ、いや!この世界で……、いや!!!宇宙規模で見てみても!1番かっこいいんだよ!?そんな人からキスをせがまれ追い掛けられる私の気持ちにもなってよ!!」

「うっ、宇宙規模ですか!?」

「そう!自覚してよ!自分がすんごい…っ、すんごーいかっこいいんだってこと!」

「そっ、そんなことありま…っ」