「安心しろ。拓斗が若頭補佐になれば、引き続き姫は日本の学校に通わせるし、一緒に日本に戻っていい」


拓斗が若頭補佐になるのは、もう決定事項なんだ・・・ごめん。拓斗


こうなるなら、双子であること伝えなければよかったのだろうか


いや、親父なら何としてもアメリカに連れてきただろう


拓斗の力になってやれないのが悔しい


それから私たちは、言われた仕事を淡々とこなして早一か月立っていた


「そろそろ日本に戻っていいぞ」