「明日、拓斗を連れてアメリカに来い」


「は?何で」


「俺が会いたいんだよ」


仕方ないか


私たちが離れてからずっと離れていたわけだし


「わかった」


電話はそこで終わった


「拓斗、ちょっといい?」


拓斗と外に出ると電話のことを伝えた


「輝龍のメンバーには言うなよ」