それからすぐに拓斗はバーに来た


「あれ、姫さん。どうしてここに」


「拓斗に話があるの」


不思議そうに私を見る拓斗


真実を知って拓斗は、どんな反応をするだろうか


困惑するだろうな・・・


私は親父に聞いたことを全て話した


「だから、私たちは双子なんだよ。そして、拓斗は本郷組の人間になる」


拓斗は困った表情をしていた