部屋に戻り、私は何やら窓の外から話し声が聞こえ窓の外に目をやると…

神山君と先生だった。

(何を話してるんだろう…?)

私がそう思ってると、先生が神山君を抱きしめた。

私はそれを見て咄嗟にカーテンを閉める。

「ひかりちゃん、どうしたの?」

「なっ何でもないよ…」

「そう?でもなんだか元気ないけど…」

「大丈夫だよ、ありがとうね」

(…先生、私には触れもキスもしないのに神山君には抱きしめるんだ)

「ねぇ、ひかりちゃんって誰か好きな人いるの?」