「ぐすんっ、もういい……もんっ…。私だって……っ、私だって!合コン行きまくって行きまくって、超イケメンスパダリ彼氏ゲットするんだからーっ!!!」

枕に向かって魂の叫びをぶつけたその直後だった。

背中に聞き慣れた声がかかる。

「そうなの?」

え?

完全にやけくそ状態だった私の頭がフリーズする。

ゆっくり枕から顔を上げるとそこには……

「はっ、りゅうちゃん!?いつの間に!?」

りゅうちゃんがいた。

てか、やば!今の聞かれてた!?

「俺と結婚するんじゃなかったの?」

「…え?」

「ぷっ、何その顔」

「…っ、だって……」

「だって、さっき!超可愛いキラッキラな女の子にジュース奢ってあげてたじゃん!超仲良さそうに!ジュース奢るとか!もうただならぬ関係じゃん!私のりゅうちゃんなのに!!!女の子もデレデレしちゃって!私のりゅうちゃんなのに、、!!」

「おぉ、ヤキモチすげぇな」

「あっ」




あ‪”‬〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!



私勢い余ってなんで恥ずかしい発言を!

私のりゅうちゃんなのに!、って何!!

やぁあああああああああっ!!!

どれだけ墓穴ほりゃいいの、私は!!!