それから数日。
栞「春花?大丈夫?」
私「大丈夫よ全然」

普通泣くんだろうな。
ほんとの好きってどんなの?
みんながしてる恋ってどんなの?
少女漫画みたいな恋ってどーやるんだろ。

考えても仕方ないよね
だって、選んだのは私だし。


そんなこと考えながら目に入るのは
サッカーをしてる空だった。

栞「春花、空先輩のことすきなんじゃない?」
私「いやいや。ただ見てるだけ。」

好きってなんだろ。
ただ、見てるだけ、見てたいだけ。

栞「連絡先聞いてみよーよ。」
私「なにゆってんの。みてるだけ。」

わからなかった。どーして空が
そんなに気になるんだろ。

もう始まってた。
私「彼女いると思うし。みたいだけ。」

見てるだけでよかった。見てるだけで
心があったかくなってた。


数日後

栞と変わらずマックへ。
変わらない日常、変わらない景色。

栞「ねえ、春花またきた。」

そこには空たちがいた。
いつものメンバーと楽しそうに
笑い入ってきた空たち。

空「お?こないだの!!またいるね〜」
私「こんにちわ。」

そして前と一緒で真後ろに座り
前とおんなじ時間。

栞「先輩、番号教えてくださいよ」
仲良くなった栞は急にそんなことを
言い出した。
でもそれは空の友達に発した言葉。
そして交換してた。

彼らがまた去った後
私「栞って好きだったの?」
栞「んーそー言うわけじゃないんだけど。」
私「???」

栞も何かを感じてたのかな?

栞 mail
春花!これ!空先輩のアドレスね。

栞から届いたメールには空のアドレスが
のってた。